スキップしてメイン コンテンツに移動

ソフトボール大会

外は急に寒くなり、いよいよ冬も本番となってきました。
プロ野球界では10月のクライマックスシリーズでセ・リーグ3位の横浜ベイスターズが2位阪神を倒し、ファイナルステージでもシーズン1位の広島を倒して19年ぶりの日本シリーズ進出を決めました。日本シリーズではソフトバンクにボコボコにされましたが、ホーム横浜スタジアムでは2勝することができ、これと言って話題のなかった横浜の街、そして神奈川県を盛り上げてくれました。特に私は、大阪、広島、横浜という大都市にたくさんのお金を落とし、日本の経済を活性化させることができたと考えております。来年度は3位からの下克上でなく完全優勝をしてほしいですね。


そんな中でも我々は日々研究に没頭し皆が素晴らしい成果を出しています。化生のB4も材料のB4も11月の中間発表を終え、さあ卒論という時期になりました。

さて、そんなことはどうでもいいので本題に移ります!!
10月26日の木曜日に、材料EPのソフトボール大会が行われました!我々中尾研は初の参戦です。中尾研はソフトボール大会のために暑さの残る9月から極秘で特訓を重ねてきました。はじめ我々には道具がありませんでした。そこでボールだけはなんとか購入し、バットは台風で折れたであろう太い木で代用しました。グラウンドなんてありません。野音のコンクリートの上で練習するのです。時には2時間くらい白球を追いかけました。我々は努力をしてきた。だから自信をもって大会に挑めました。

~決戦の日~

まずはウォーミングアップですが、その途中にわれらのボス中尾航投手と岡安ヘッドコーチ、そして木村監督が姿を現しました。我々は列をなし盛大にお出迎えを致しました。数でうちに勝てるチームはありません。実力は未知数です。さあ結果はどうだったのか。



【1回戦 VS長谷川研】
初戦は長谷川研が相手でした。長谷川研はセラミックスの研究をしている研究室です。同じくセラミックスを扱う中尾研としては負けられない相手になります。
中尾研究室の先発ピッチャーは中尾投手。

これはエラーできません(笑)
守備の時の作戦としては、ホームから1塁までが近くてアウトにできないので取り合えず1人ランナーを出して、セカンドゴロかショートゴロでセカンドでアウトを重ねるというものです。攻撃に作戦はありません。

初回、中尾研打線が爆発します。1番山崎選手のヒットを皮切りに連打連打で一挙3点を奪います。これは1998年、1度打ち出したら止まらないと言われた横浜ベイスターズの「マシンガン打線」に匹敵する「軽ガス銃打線」の完成を予期させました。あとは適度に守るだけです。

ところが1回の裏、先発の中尾投手がアクシデントに見舞われます。中尾投手の巧みな投球に手も足も出ない相手でしたが、ようやくピッチャーフライを打ちあげました。打球を処理しようとした中尾投手は急に走り出したのが原因で裏モモの筋肉が「ぷつんっ」となった模様です。しかしそこはわれらのボス。ケガをものともしない堂々たるピッチングで初回を0点に抑えます。

しかしナインはこのアクシデントに動揺を隠しきれませんでした。その後追加点を重ねるなど快勝モードでしたが、我々の動揺そして気のゆるみをつかれ長谷川研の猛攻を受けます。そして気が付くと同点にされてしまいました。この戦い面白くなってきました。その後延長戦に入ります。延長7回表、中尾研は気を引き締め2点を勝ち越し。その裏をクローザーイカリがピシャリと締め見事初戦を突破しました。



【休憩】
腹が減っては戦はできぬ。軽食タイムです。みんなでゼリーとバナナを食べました。
こちらはバナナパワーを注入する和田選手とふろ上がりのバナナみたいな感じの井上選手です。


和田選手はソフトボールにかける思いがとてつもないのです。試合前1週間は修行に出かけひたすらバットを振り込んでた模様です。バナナパワーとバットを振り込んだ成果はすぐに表れこの日も2安打と大活躍でした。



【準決勝 VS竹田研】
準決勝の相手は優勝候補の竹田研です。中尾研の先発はサウンスポー山崎投手です。

しかしどうしたことでしょう。試合が始まってもみんなバナナに夢中です。気の緩みなのか、はたまたこれが中尾研の余裕なのか。

試合はまさかまさかの投手戦となりました。両者1歩も譲らず1-1のまま最終回です。裏の攻撃は竹田研。得点圏にランナーを置き、中尾研はピンチを迎えます。このままサヨナラ負けで万事休すか・・・・。






全てを出し切った中尾研。サヨナラ負けを喫し準決勝で姿を消しました。
これが中尾研の実力というわけです。同日行われるドラフト会議で有望な若手を獲得し、切磋琢磨して成長するのみです。なおドラフト会議では早稲田実業清宮幸太郎内野手を1位指名するも抽選の結果交渉権獲得には至りませんでした。よって来年この大会を制すには1人1人の努力が必要としか言えなくなりました。


【総括】
ソフトボール大会を通して中尾研の結束は深まったことでしょう。しかし、結束が深まるだけで満足してはいけません。日々努力し頂点目指して突き進む。1人1人が常にこの悔しさを忘れては成りません。2018年大会を制すのは我々である。




このブログの人気の投稿

中尾研の様子 新B4向け

 久々の投稿になりました.現M2の關根です. 修論発表も卒論発表も無事終わり,研究室はやや穏やかな雰囲気になっております. さて,今年も研究室配属の時期がやってまいりました. 今年の学生はコロナで情報も少なかったのではないでしょうか? 今年はブログの更新もなく,研究室の雰囲気もわかりづらいと思うので次B4になる人に向けて今年度こんな感じだよー来年度はこんな感じかなーというのを書いていこうと思います. ↓今年度 【研究室生活】 密にならないようにシフト制を導入したことで研究室にいられる時間が少なくなってしまいました.研究室に長居したくない!という人もいるかもしれませんが,中尾研は実験系の研究室なので,研究室にいられないということは研究が進まないことを意味するのです. ある意味,今年は効率をよく考えながら研究を進めていく訓練ができたのかなと思います. 就活はうまくいったみたいでM1は全員内定が決まっており(優秀!),あとは研究をのこすのみです. 【ゼミ】 基本オンラインで行っていました.2週に1度パワポと書類の両方を作成してもらい,先生と学生の前で進捗報告をするという方法にしました.ワードはコメント機能を利用して学生間での議論を行ったりもしました. 【勉強会】 これはあまり行えず... コロナ禍で様々なことがオンラインになり,かなり柔軟に予定を入れることができるようになりました.その結果,この時間なら必ずみんな集まれるという時間がなくなり,ちょっとグダグダになってしまいました. 【飲み会】 また,研究室旅行や,忘年会,打ち上げ飲み会などを例年開催していたのですが,今年度は全くありませんでした. ↓来年度 【研究室生活】 実験室をきれいにしようとかいろいろ後輩が動いてくれていたり,来年度は今年よりも研究がしやすくなると期待しています.来年のテーマはまだ良く分かりません.研究室紹介の時にも決まっているかどうか...例年どおりだと,5つくらいテーマを提示されてやってみたいテーマを同期と相談して1つに決めるという感じです. 【ゼミ】 これはしばらくオンラインなのではないでしょうか.2週に1度パワポとワードの書類を用意してもらいます.はじめのうちは細かい作り方なども教えていくので,これはそこまで心配しなくて良いです.来年度M1の学生がスパルタでいくと宣言していたので結構教えてもら

ROUTE自己紹介

はじめまして。ROUTEで中尾研にお世話になっています、田島怜奈です。 この春から材料工学EP三年生です。 【プロフィール】 誕生日は2000年3年29日です。出身は神奈川県横浜市です。 好きな食べ物ランキングは以下の通り、 一位 焼き芋 二位 ほしいも 三位 いもけんぴ つまりお芋が好きです。 休みの日は心行くまでごろごろして、図書館いってお散歩して、本読んで寝る生活をしてます。出没地域は桜木町~伊勢佐木長者町らへんです。 最近自分への誕生日プレゼントに、ローマ人の物語(塩野七生著)全巻セットを買いました。読みたい人いたら貸しますよ! ブログに投稿するにあたって、新M2關根さんよりお題をもらったので、それについて書かせていただきます! Q1なんでROUTE入ったの? →研究室での活動や論文を書くってどんな感じなの?私にもできるの?と思ったのがきっかけです。 Q2なんで中尾研にしたの? →ROUTE用の研究テーマが一番面白そうで、さらに金属組織学の授業を受けて、先生に指導を受けたいと思ったからです。 Q3実際中尾研に入ってどう? →先輩はおだやかな人が多い、、、とか言っておくと人気出るかなとか思ったんですが(笑)、実際はやるときはやる、遊ぶときは遊ぶ、とメリハリのある研究室だなぁと思っています。後輩の立場でこんなこと書くのは恐縮ですが、みなさんコミュ二ケーション力が高く、入った当初も新参者の私に気さくに声をかけてくださり、研究室に馴染めるようたくさんのご配慮を頂きました。先輩は神様みたいなもんだろとの先生のお言葉から、今では修士課程の先輩方をソクラテス、プラトンかのように崇め奉る毎日です← 以上、今年一年は授業を受けつつの研究室活動になりますが、精いっぱい努めていきたいと思っております。どうぞよろしくお願い致します!( ´∀` )

ICSHM2019 in YOKOHAMA<ファン必見!M2上嶋さんおまけ写真付き>

皆さま 中尾研M1の關根です。 6月3日から6月5日にかけて横浜みなとみらいの大さん橋ホールにてICSHM(International Conference on Self-Healing Materials)という国際学会が、われらがボス中尾先生主催で行われました。スポンサー等合わせて総勢250名?の参加者がありました 中尾研究室からはM2の上嶋さんがオーラル発表、M1は關根、さらになんと研究室配属からまだ二か月のB4有眞ちゃんが参加しました!もうひとりいたような・・・ 左から 上嶋さん、有眞、關根 中尾研の三人は学生ボランティアとして会場のサポートを させられました やらせていただきました さて、激動の四日間をふりかえりましょう Day0 June 2 2019 学会前夜祭。この日は横浜開港祭で花火があり、それをクルーザーに乗りながら真下から見ることができました。花火は横から見るより下から見る方がいいですね Day1 June 3 2019 学会一日目当日、各セクションの仕切りがほとんどなかったため隣の発表がダダもれでオーディエンスから文句が噴出... 仕切りが低い! そして、ポスターセッションでの発表がこの日でした 有眞が英語、韓国語、日本語の三ヵ国語で説明していて驚愕。インターナショナルすぎる。。。 She is cute, isn't she?? 僕は日本人の方に質問していただくことが多く、ほとんど日本語でした。でぃす いず まい ぽすたーと言いながら話しかけたオランダの先生はなにやら神妙な面持ちで僕の説明を聞いておられました 説明中 夕飯は機械工の尾崎研二人と有眞、僕で中華街の山東へ。安くておいしいのでオススメです。写真撮り忘れた Day2 June 4 2019 この日の夜にロイヤルウイングでのバンケット(宴会)があったのでワクワクで早起きして会場へ 初日のクルーザーが大赤字だったらしく我々ボランティアはバンケットに参加できず。。 いじける三人 いじけながら見送り Day3 June 5 2019 この日はバクテリアを用いた自己修復コンクリートを開発したデルフト工科大のHenk Jonkers先生の発表もあり、