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SMASIS @Colorado Springs

急に寒くなりましたね。
暖房で暖かすぎて眠気に襲われているD2の後藤です。
10/31-11/2と学校祭が行われていますが、もちろん研究室は通常営業。
朝からゼミやらケンタッキー・フライド・チキンやらでへとへとです。

もう1か月以上前の話になりますが、今年も参加してきました、SMASIS
正式名称はInternational Conference on Smart Materials, Adaptive Structures and Intelligent Systemsです。
アメリカの機械学会ASMEの航空宇宙部門の中の会議の一つで、スマート材料やその応用などに関する会議です。
圧電材料や形状記憶合金の物性研究はもちろん、それらを利用した航空機システムやエナジーハーベスティングの開発など、幅広い議論が行われます。

会議には、NASAやGE、TOYOTAなどユーザーも出席しており、産学連携を深める重要な社交場でもあるのだなと感じます。
そのような、ちょっとビジネスライクな面白い学会です。

本会議の特徴の一つが、毎年高級リゾート地で行われること(笑
今年はコロラド州の首都デンバーから車で1時間半ほどのコロラドスプリングスという町でした。
ロッキー山脈の山々に囲まれ、標高は1,800m。

ホテルにはゴルフ場やテニス場、複数の屋内・屋外プールが設置されており、宿泊料金に含まれれるため利用し放題!(そんな時間はありませんでしたが。)
眺めもすばらしく、朝はロッキー山脈の山々がきれいに見えました。


もちろんその分料金は跳ね上がるわけで…
一泊200ドル。
無理っす。
大学からの出張費は普通12,000円。
そのためインド人学生とルームシェアすることで乗り切りました。

バンケットはゴールドラッシュ時代に実際に使われていた路線を走る観光列車で車内ディナー。
この会議、ホテルとバンケットがめちゃくちゃ素晴らしい。
厚切りステーキ(食べきれずに半分残した。アメリカ人はちゃんと食べきる)にデザートまで。


眺めはよかったものの、暗くなってからは突然の雷雨。
リアルサンダーマウンテンを楽しめました(むしろ雷雨のせいで低速になりましたが)。

そんな悪天候になる前に撮っておりました、記念写真。
撮ってくださった安達先生ありがとうございました。


なお、帰国前にコロラド州都であるデンバーも立ち寄ってきましたよっと。
第二次世界大戦中、州知事が政府の方針にも反して日系人の強制収容に反対したことで有名です。
築100年超ながら現役のコロラド州会議事堂(下の写真)は、ゴールドラッシュを記念してドームに金メッキを施し、当時の華やかさを残しています。


2年前に訪れたユタ州会議事堂では、一見う○ちに見えるモニュメントがありましたが、その様なものは見つかりませんでした。(ユタ州の人ごめんなさい)

一人でバーに入って地ビールを2パイントも飲んでしまい、その後の生垣で爆睡してたのはいい思い出です。財布とか取られなくてよかった。。。

M2は修論に向けて追い込み初めて…いるのか?
10月から新たに留学生が増え、ヨウが増え、3年生の研究室仮配属もぼちぼち決まり、さらに大所帯となりつつある中尾研でございました。

ごきげんよう。

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自己紹介します。

桜も咲き乱れ、暖かな春の陽気が心地よい季節になりましたね。 春 眠 不 覚 暁   処 処 聞 啼 鳥   夜 来 風 雨 声   花 落 知 多 少   (孟浩然「春暁」) とはまさにここ最近の様子を表しています。かの有名な孟浩然も、我々と国や時代も違えど似たような感覚に陥る。これは不思議でありながら非常に趣深いことであります。 孟浩然の活躍された1300年前の飛鳥時代や奈良時代の日本でも同様の感情を抱くたくさんの日本人がいたことでしょう。そして日本人も詩という形で、感情を表現するようになったのでしょう。平安貴族などはまさにその象徴ですね。 しかしどんな時代においても競争というものは必ず起こりえます。世界では未だに紛争が起こり、企業間でも競争が激しい毎日です。インパクトに残るCMで有名なサトームセンや石丸電機も厳しい家電量販店同士の競争に敗れて今では姿を消しています。盛者必衰ともいわれますが我々も日々コツコツと努力して輝いていけるように頑張りたいと思います。 https://www.youtube.com/watch?v=RIY9lLC4CCM(サトームセン) https://www.youtube.com/watch?v=UEhFkf7twDk(石丸電機) さて。こんにちは!! 4月から中尾研究室に配属された猪刈俊輔です!4月からとは言っても11月くらいから研究室の皆さんには大変お世話になっていました。簡単ながら自己紹介をさせて頂きます! 名前    猪刈 俊輔(イカリ シュンスケ) 生年月日  1995年10月1日(21歳) 出身    神奈川県相模原市(非常に平和な街です。) 趣味    野球、プロ野球観戦、旅行、麻雀 など 将来の夢  カントリーマアムを超える売り上げを誇るお菓子を作ること 小5からずっと野球をやってました!純粋にボールを投げる捕る打つ。これに勝るものはありません。 これは高校の時のみんなで5厘にした時のです。どっかにいます。これしか画像がありませんでした。刺激が強いと感じた方にはイカリが謝罪しに行きます。ごめんなさい。 そしてやっぱりベイスターズが好きですね!2年生の時は23試合くらい、3年生の時もあんまり行ってないなあと思って数えてみたら10試合は軽く超えてました(笑)巷

ROUTE自己紹介

はじめまして。ROUTEで中尾研にお世話になっています、田島怜奈です。 この春から材料工学EP三年生です。 【プロフィール】 誕生日は2000年3年29日です。出身は神奈川県横浜市です。 好きな食べ物ランキングは以下の通り、 一位 焼き芋 二位 ほしいも 三位 いもけんぴ つまりお芋が好きです。 休みの日は心行くまでごろごろして、図書館いってお散歩して、本読んで寝る生活をしてます。出没地域は桜木町~伊勢佐木長者町らへんです。 最近自分への誕生日プレゼントに、ローマ人の物語(塩野七生著)全巻セットを買いました。読みたい人いたら貸しますよ! ブログに投稿するにあたって、新M2關根さんよりお題をもらったので、それについて書かせていただきます! Q1なんでROUTE入ったの? →研究室での活動や論文を書くってどんな感じなの?私にもできるの?と思ったのがきっかけです。 Q2なんで中尾研にしたの? →ROUTE用の研究テーマが一番面白そうで、さらに金属組織学の授業を受けて、先生に指導を受けたいと思ったからです。 Q3実際中尾研に入ってどう? →先輩はおだやかな人が多い、、、とか言っておくと人気出るかなとか思ったんですが(笑)、実際はやるときはやる、遊ぶときは遊ぶ、とメリハリのある研究室だなぁと思っています。後輩の立場でこんなこと書くのは恐縮ですが、みなさんコミュ二ケーション力が高く、入った当初も新参者の私に気さくに声をかけてくださり、研究室に馴染めるようたくさんのご配慮を頂きました。先輩は神様みたいなもんだろとの先生のお言葉から、今では修士課程の先輩方をソクラテス、プラトンかのように崇め奉る毎日です← 以上、今年一年は授業を受けつつの研究室活動になりますが、精いっぱい努めていきたいと思っております。どうぞよろしくお願い致します!( ´∀` )

ぼくがかんがえるさいきょーのじこちゆせらみっくす            さんねんせい せきね

  どこにも書くところがないけれど,文章にしたかったのでここに投稿しておきます.内容は,博士論文を執筆する際に考えていた哲学についてです.かっこつけて哲学と言ってますが,ようは自己治癒セラミックスに関する僕の世界観のことです. 自己治癒セラミックスは現状,酸化反応を治癒機能に昇華したものが活発に研究されています.代表例はSiCの酸化反応で,SiC+3/2O2→SiO2+COで生じる体積膨張により部材のき裂を修復し,健全な状態に戻して再度使用できるといったものです.この酸化反応は800℃以上の高温下で生じるため,応用先としてはエンジン等の内燃機関が有望視されています.しかしながら,それ以下の温度域,例えば我々の生活温度である室温で治癒機能を発現するセラミックスは存在しません.(エネルギーを投入することで達成した関野らの例はあるにせよ) サステナブルな社会を目指す現代において自己治癒機能はあらゆる環境下(応用先)で求められるものです.では,自己治癒の応用先を増やすためにはどうしたらよいでしょうか.一言で言えば,自己治癒エージェントの数を増やしていくことです.自己治癒セラミックスは,化学反応を機能として用いています.その反応を引き起こす物質,先ほどの例だとSiCを「自己治癒エージェント」と呼びます.この治癒エージェントが増えることがそのまま応用先が増えることにつながります.例えば水和反応などの水が関与する反応を治癒機能として用いることができれば,水が存在する環境下例えば風呂場やトイレ,キッチンなどで治癒機能を発現させることができます.しかしながら,治癒エージェント開発の指針は一般化されておらず,エージェントの数を増やすことができないといった現状があります. エージェントをどうやったら設計し創り出すことができるのか?ということがこの6年間僕が考えてきた内容であり,博士論文の骨子です.僕は化学反応が再結合を含み,動的であるという原理原則から出発してエージェント設計指針の一般化を試みました. 僕はあらゆる化学反応が治癒のポテンシャルを持ち,エージェントとなり得ると思っています.なぜなら,化学反応とは一言で言えば結合の組み換えであり,再結合を本質的に含むからです.ではなぜ現在,酸化反応以外の反応を治癒機能として用いることができていないのでしょうか.それは,再結合すなわち治癒の因子