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アメリカで開催されたGordon Research Conference(and Seminar)に参加しました


どうも,中尾研の丸岡です.
今回私と中尾先生は,7/20-26にアメリカのニューハンプシャー州で開催された
Gordon Research Conference(GRC)および
Gordon Research Seminar (GRS)に参加してきました.

GRCは60年以上の歴史を持つ国際会議です.
分野ごとに別々に学会を企画しており,
その分野の専門家たちが,
1週間ほどアメリカの片田舎で缶詰めになって,
研究内容について議論します.
GRSは,その分野の若手研究者らがGRCの日程の
前日から会場に入り,若手だけで議論を行うものです.
学術的な側面の強い会議であり,発表内容に関して守秘義務が
ある一方で ,論文投稿前の研究などが発表されます.

私はGRC,GRSの両方,中尾先生はGRCに参加しました.
 
オーバーブッキングからビジネスクラスにアップグレードされ,
快適な空の旅を過ごしたと思ったら,乗り継ぎ先のシアトルからは,
両方をでかい兄ちゃんに囲まれて,身動きの取れなかった5時間を過ごし,
ついた先は,アメリカの古都,ボストン.




写真は古都っぽくないですが,入植初期の建物とか像とかがあり,
新古入り乱れている感じです.

ボストンで一泊の後,GRCのバスに乗って,
NH州のColby-Sawyer Collegeまで.
ここでGRCのHigh-Temperaure Corrosionの
セッションを1週間かけて行いました.



私としては2回目のGRC,GRS.
今回はGRSの方で講演がありましたので,
かなり緊張していました.
非公開の会議なので,内容は言えませんが,
まあまあだったかな,という感じです.
質問は結構鋭いものが来たので,議論はよくできたと思います.

1日間のGRSの後,
この分野の大御所の先生方がお見えになって,GRCの開催です.
どの先生も,論文投稿前の話をしてくださり,とてもためになりました.

この会議の特徴としては,発表は朝と夜にあり,昼は自由時間になることです.
みなさん,昼はテニスしたり,ハイキングをしたりして過ごします.
私は,会議中に仲良くなった人たちと湖を見て回りました.





GRCでは,私と中尾先生はポスターで発表です.
発表者を2グループに分け,各2日間かけて行うので,
多くの発表に時間を割くことができ,楽しい話を聞くことができました.
他大学からも日本人学生が何人かポスター発表をしていましたが,
みんな研究も英語もうまく,頑張っていました.

 最終日の晩餐は,GRC恒例(らしい)ロブスターの登場です.


 


2年前にも食べたはずなのですが,すっかり忘れていて,カンペを見ながらの
食事でした.でもおいしかった!

 そんなこんなで終わったGRCですが,機会があれば,また参加したいですね.

 それでは,また次の学会で.




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